鎌倉アルプスとは、鶴岡八幡宮の背後にそびえる大平山(159.4m)を始めとする「天園ハイキングコース」の総称です。全長7kmあるトレイルの一部走り、最後は海沿いを走って稲村ヶ崎温泉で汗を流しました。神社、仏閣を巡り歴史を感じながら自然とも触れ合える非常にオススメなトレランコース、鎌倉アルプスのトレラン行について書いていきます。
※瑞泉寺から天園までのルートは2020.8.1時点で閉鎖中

鎌倉アルプストレラン(MAP赤ライン)
▶︎全長10.5km(最大標高153m)
温泉までのロードラン(MAP青ライン)
▶︎全長3.6km
鎌倉駅→天園ハイキングコース
鎌倉駅からTNFなどがある大通り「若宮大路」へ出る。大通りにはファミリーマートがあり、ここで水分や行動食を購入します。
まずは鶴岡八幡宮方面に向かい、突き当たりを右折。細い歩道なので気をつけながら進み、「岐れ道」の交差点を左へ。進通玄橋にぶつかったら、瑞泉寺方面には行かず左手に真っ直ぐ進むとトレイルの入口がある。スタートからトレイル入口までは約2.5kmほど。





入口から天園ハイキングコースまでは約1kmの登りとなる。トレイル内は少しぬかるんでいるものの、小川が流れていてマイナスイオンが気持ち良い。途中少しばかり急登があるが、100m程度の標高なので頑張れるレベルだ。鎌倉にこんな素晴らしいトレイルコースがあるのか!とテンションを上げつつ、足早にトレイルを進む。





大平山→建長寺
天園から建長寺までは約2kmのハイキングコースとなる。道は歩きやすくて、大平山から見下ろす鎌倉の街と相模湾の景色は、鎌倉アルプスのハイライトといえる。多少のアップダウンや簡単な岩場もあったりと、走っていて飽きないコースだった。







建長寺の入口にある勝上献展望台に到着。ここからは駿河湾、鎌倉の街に加え、国の重要文化財である建長寺を見下ろすことができ、非常に素晴らしい景色を楽しむことができる。建長寺へは階段を下って入るが、少し急なので走らず気をつけて進む必要がある。建長寺の拝観料は500円なので、事前に支払いの準備しておくと良い。






建長寺→銭洗弁天
建長寺を後にし、北鎌倉駅方面へ向かう。道沿いは小粋なお店が並んでいて、鎌倉の洒落た雰囲気も少し味わえる。北鎌倉駅を右手に見ながら左折し、銭洗弁天方面へ向かう。銭洗弁天の入口までは1km程度の登りとなるが、ここが結構キツかった。。しかもこの道は歩道がなく車の走行も多いので、走る際は要注意の道です。








銭洗弁天→稲村ヶ崎
鎌倉駅についたら小休止し、温泉を探す。事前に調べていた、鎌倉駅から徒歩10分ほどの「清水湯」に向かうも、8/1は営業していないようでした。。。(営業していない時間帯だったのかもしれない) しかたなく稲村ヶ崎駅にある「稲村ヶ崎温泉」まで軽く走ることにしたが、梅雨明けの猛暑に襲われて体力が消耗し、温泉までの走りが今回のランで一番辛かった。。。




稲村ヶ崎温泉は日帰り入浴で1,500円と高めの値段設定。ただ、湯船からはビーチが一望できて非常に気持ちよかった。あわや歩道の人からこちら側が見えてしまうのでは、と思うくらい歩道と近めでした。
温泉後は稲村ヶ崎にある「ヨリドコロ」という古民家風の食堂でしらす丼を堪能。卵かけご飯と焼き魚も美味しそうだった。。鎌倉の山、海、飯を楽しむことができ、総じて満足いく鎌倉アルプスのトレラン行となりました。

