「黒部湖を見下ろす絶景が見たい」
そんな一心で二百名山の針ノ木岳に日帰り登山に行ってきました。
周囲にはスバリ岳や三百名山の蓮華岳があり、時間と体力に余裕があれば足を伸ばそうという計画でしたが、、、酷暑に体力を奪われ結果は針ノ木岳日帰りとなった。
それでもさすがは北アルプス。二百名山ながら様々な景色が楽しませてくれる大満足の針ノ木岳日帰り登山の様子をお伝えしたいと思います。
TRAIL DATA
■日程
2018/7/22 日帰り
■CT(休憩込み)
扇沢駅(4:30)→大沢小屋(5:20)→針ノ木峠(8:00)→針ノ木岳山頂(9:20)→針ノ木峠(10:00)→大沢小屋(11:00)→扇沢駅(11:30)
■標高差/総距離
1,335m/11.6km
■アクセスなど
扇沢駅駐車場に停車(1,000円/12時間)
扇沢駅から車で15分ほどの薬師の湯を利用
扇沢駅→針ノ木峠
朝4:30に扇沢駅に到着。
少し早めの出発だが、2018年の7月は記録的猛暑が続いており山でも強烈な暑さが予想されたため、早朝に登り始めて涼しいうちに下山する作戦にした。扇沢駅には夜が開ける前に到着したが、日曜だったこともあり駐車場は80%ほどが埋まっていた。
最初は整備された遊歩道を進む。
扇沢駅から5分ほどで針ノ木岳登山口に到着、大沢小屋まではCT1時間半ほどの道のり。東京の猛暑が嘘のように、北アルプスの朝は涼しかった。
かなり巻き気味で1時間弱で大沢小屋に到着。小屋は営業前だったが、大雪渓にむけた軽アイゼンのレンタルは小屋の外でやっているようだった。







雪渓入口からは軽アイゼンを装着して進みます。
夏の雪渓は白馬岳以来でテンションがあがります。雪渓のひんやりした空気が夏にはちょうど良く気持ちいい。1時間半ほど急登を歩いて雪渓を抜けると、高山植物がお出迎えがあった。北アルプスの豊かな自然に癒されます。雪渓を超えてさらに30分ほど夏道を登ると、針ノ木峠に到着。北アルプスのパノラマは毎回新鮮に感動できるところがすごい。





針ノ木峠→針ノ木岳山頂
針ノ木峠には針ノ木岳の山頂方面と蓮華岳方面の分岐があるが、分岐に到着した時点で異常な暑さに体力を奪われており、蓮華岳に登るかどうかはお目当ての針ノ木岳を登ってから体力と相談して考えることにした。




とにかく暑かった。ridge mountain gearのサーモコンパスが38℃を指していた。
「そんなわけあるまい、壊れてしまったんだろうか。。。」
と一度は疑ったが、日に照らされた缶バッチを触ると、サーモコンパスの数値に納得するぐらいの熱さだった。途中で雷鳥の群に癒やされたが、疲れていて写真を撮るのを忘れてしまった。





結果、バテバテだったので針ノ木岳日帰り。
速攻で帰宅して恒例の焼肉で締めました。雪渓あり、黒部湖あり、北アルプスの大パノラマありの大満足な針ノ木岳でした。
ちなみに針ノ木小屋のトイレは、噂通り大パノラマを見ながら用が足せる隠れ絶景スポットでした。

完全に太っている。痩せなければ、、と気づかせてくれる集合写真でした。終わり。