暑すぎる毎日に嫌気がさし、どこか避暑地に逃亡したい。そんな気分の時に是非おすすめしたいのが尾瀬。
尾瀬沼一周のハイキングでもかなり大満足できると思うが、実は東北最高峰の燧ヶ岳が尾瀬のシンボルとしてそびえており、燧ケ岳へのピークハントは(中級者向けではあるが)なかなかの絶景を拝むことができる。
今回は同期の4人で。ハードな日帰りスケジュールで燧ヶ岳に登ってきました。

TRAIL DATA
■日程
2018/8/4 日帰り
■CT(休憩込み)
大清水(4:50)→一ノ瀬(5:10)→尾瀬沼山荘(6:10)→長蔵小屋(6:30)→長英新道分岐(7:00)→ミノブチ岳(8:20)→俎嵓(8:40)→柴安嵓(9:30)→沼尻(11:20)→尾瀬沼山荘(11:40)→大清水(13:30)
■標高差/総距離
1,149m/23.4km
■アクセスなど
大清水駐車場に停車(500円/1日)
大清水から一ノ瀬まで乗合バスで700円
大清水→長蔵小屋
朝4:50、大清水駐車場には多くの車が停まっていた。
ここ数日天気が良かったので、宿泊している人達がいるのだろうか、うらやましい限り。
大清水の駐車場から一ノ瀬まで乗合バスで向かう。バスでは運転手さんが尾瀬の歴史について語っていたような気もしたが、爆睡していて覚えてません。

一ノ瀬から三平峠を越えて尾瀬沼山荘へ向かう。
三平平までは沢を横目に見ながら、尾瀬らしい木道を進みます。非常に心地よい道です。

CTが1時間半のところ、1時間で尾瀬沼山荘に到着。ここから、燧ケ岳と尾瀬沼を見ながらの尾瀬沼ハイキングが始まります。




途中で長蔵小屋(尾瀬沼ビジターセンター)に立ち寄る。営業はしてなかったが、尾瀬沼の湖畔で泊まったら気持ち良いだろうなぁと思う。



長蔵小屋→柴安嵓→沼尻
長蔵小屋から少し歩くと、長英新道分岐に到着。
登りを長英新道、下りをナデッ窪コースで進むこととする。(この選択はわりと失敗だった)




ナデッ窪分岐の手前に開けた箇所があり、一気に眺望が開けます。
尾瀬沼越しの白根連山方面と、燧ヶ岳のダブルピークが見えてテンションが上がります。
少し休憩し、ここから俎嵓と柴安嵓の二つのピークを目指します。



燧ヶ岳山頂の大展望に大満足。
いい感じに昼寝したところで下山開始。
しかし、下りのナデッ窪コースが異様にキツイ。山と高原地図に記載されている通り、ゴロゴロした大きな岩が多く思うように足を進められず苦戦。
足を痛めてイライラしながら2時間ほど下ったところでようやく沼尻に到着した。
この沼尻がまた天国感溢れる場所。
これはビールを飲まずにはいられない!ということで、じゃん負け運転手(T氏)以外はビールで締めることにした。

沼尻休憩所のおっちゃんの話だが、ナデッ窪から下山していた人が岩につまずき怪我をして、昨日ヘリコプターで救助されていたようだ。
危険なコースなのであまりオススメできません。