北アルプスの入門編とも言える常念岳。
GWに何度か訪れていますが、常念岳へ行く際は是非とも蝶ヶ岳までの縦走をオススメしたいです。常念岳から見る槍ヶ岳の景色も抜群ですが、特に蝶ヶ岳から見る穂高連峰が素晴らしいんですよね。
残雪の北アルプスは危険が多く、毎年事故が発生しており冬山装備は必要ですが、天気が安定していればかなりの絶景を見ることができます。そんな残雪の常念岳−蝶ヶ岳に1泊2日で行ってきました。
DAY1 一ノ沢登山口→常念小屋
冷沢小屋に車を停め、あらかじめ予約していたタクシーで一ノ沢登山口へ。
ここらの手続きはO氏がいつもの通りスムーズにこなしてくれる、頼りになります。





本来であれば、常念小屋から槍ヶ岳が綺麗に見えるはず。
翌日に期待し、本日は早めの眠りにつきました。
DAY2 常念小屋→常念岳→蝶ヶ岳→三又登山口
2日目、準備をして小屋の外に出ると、素晴らしい絶景が広がっていた。
槍ヶ岳から大キレットまでのモルゲンロート、しばらく登りはじめずに景色を眺めていた。




常念岳の山頂は360°の大パノラマだった。この景色、今まで登って来た山頂の景色の中でもTOP5に入ると思う。
常念岳から蝶ヶ岳の縦走はずっとこの豪華な景色を見ながら歩ける最高のコース。しばらく山頂で景色を眺めていたかったけども、蝶ヶ岳への道のりは長いので先に進むことに。







蝶ヶ岳の山頂は広くて、穂高連峰から槍ヶ岳、焼岳方面もくっきりと見える最高のロケーションだった。
広くて景色の良いテン場もかなり魅力的で、是非今度はテント泊で訪れたいと思う。





飯を食べたり昼寝したりしながらしばらく休憩し、名残惜し見ながら三又へ下山した。風も弱く穏やかな稜線歩きだった。
冒頭にも記載した通り、GWの北アルプスはまだまだ雪が残っていて冬山装備も必要だ。ただ、条件さえよければ素晴らしい景色を見ることができると思う。特に常念岳→蝶ヶ岳の縦走は入門コースとして最適ですね。
常念岳・蝶ヶ岳、お疲れ様でした。